【メモ】ファームノートサミット2015に行ってきた – 2.Evernote が提唱する新しいワークスタイル
こんにちは、コカコーラ好きの梶です。今日は北海道の東側、帯広にて行われた「ファームノートサミット2015」の模様を第3弾をお送りいたします。
弊社のFacebookにご要望を頂きましたので、お応えするため書きました。
プログラム上は2番でしたが、実際にはイベントのかなり後半で行われました。最後の部分でメモ不足で漏れがあるかもしれませんがご了承ください。
”貴社のhttps://dev.classmethod.jp/ で、 【速報メモ】ファームノートサミット2015に行ってきた – 1. 経営におけるブランディングの重要性 【速報メモ】ファームノートサミット2015に行ってきた – 3. 基調講演「Welcome to Innovation of Agriculture.」 の2つを、読ませていただき、とても参考になり、ありがとうございました。 で、「2」がまだ無いようですが、近日、レポートされますか? 期待して待ってます。 よろしくお願い致します。”
Evernote が提唱する新しいワークスタイル
エバーノート株式会社 代表(ジェネラルマネジャー) 井上 健氏
自己紹介
北海道とのつながり
- 日韓ワールドカップにボランテイアで参加し、北海道に来たことがある
- 銀の匙を愛読
会場でEverNoteを知っているで手が挙がる。 日本のモバイルユーザが12%が利用。
Evernoteのポリシー
- 社員が400人以上
- 100年企業を目指している。
- 皆さんのデータを預かっているため、長くつづく会社にしたい。アメリカでは珍しい会社。
日本の生産性は先進国で最低?
- 工場の生産能力は、トヨタのカンバン方式にあげらるほど、高い
- しかし、オフィスワーカーの生産性が低い
- 労働生産性の国際比較で、上はルクセンブルグ、ノルウェーなど・・・アメリカの3分の2でギリシャより日本は低い
なぜか?
- 人個々の能力ではなく、会社のシステムに置かれるプロセス、ルール、フォーマットに従うと生産性が落ちている。
- 意思決定能力が阻害されている
IT/情報システム投資の重要姿勢
- 現状では、ITで無駄を省くことがあたりまえになってきているが、日本ではITを極めて重要と答える経営者は少ない。
- 日本=15.7%
- 米国=75.3%
- 日本は、セキュリティ・コストカットへのIT投資は行われる。
- 米国は、生産性向上のために戦略的にITへ投資する。
Evernoteのはたらき方
職場をはたらきやすくして、ストレスを下げてやる気を引き出すことが会社のパフォーマンスに直結 (前のセミナーの流れから)牛と一緒で、いいお肉やいい牛乳はストレスレスから。
Evernoteの社内ツール
ベストプラクティスに業務を合わせる(カスタマイズしない)
- オレンジが全社員共通
- 初期導入費用が少ない。
Build for Ourservice
自分たちが使うためにつくる
従業員を信頼する 美しいデザイン 個人(利用者)に最適化 コラボレーションは自然に、スマートに
Evernote Bussines
- Know Who
- 専門知識の発見機能
- Context
- 日本経済新聞社と提携)記事が自動表示
- SCNNABLE
- 名刺のスキャンに使える https://evernote.com/intl/jp/products/scannable/
事例紹介
株式会社航和様
- 福祉は離職率が高いので、辛い業務を減らす。
- ビデオを上映 http://www.docomo.biz/html/casestudy/detail/kouwa.html
- 介護の現場や外出先からスマートフォンやタブレットを使い、利用者情報の共有や- 業務連絡、意見交換など共有。
山形県飯豊町観光協会様
- ビデオを上映(同一動画をインターネットで見つけられず)
- 資料の共有
- 修正履歴の共有
- パンフレットの管理
クシタニ様
- バイクライダーの皮ツナギを作成
- ビデオを上映 https://evernote.com/intl/jp/business/user-stories/kushitani/index.php
- ミーティングを減少
感想
日本企業は、社内プロセスにツールを合わせることが多い気がしますが、Evernoteの社内ツールについての考え方がとても面白かったです。 ツールに社内プロセスを合わせて、導入スピードを速めて即生産性の向上させるという元々の目的に即していて良い気がしました。